DNAマイクロアレイ法を用いた食品機能性評価システムの構築

(都市エリア産学管連携促進事業、文部科学省、平成17~20年度)

概 要

実験動物、培養細胞にさまざまな十勝産農作物・加工副産物を与えた時に起こる遺伝子の働きの変化をDNAマイクロアレイを用いて研究した。この方法は食品の多岐にわたる機能の評価が可能なことから、ニュートリゲノミクスという新たな分野の中心技術となっている。この方法によって食品の新規機能の探索や、見出した機能の生理作用のメカニズムの解明を行った。また、比較的簡単に操作しやすいマイクロアレイデータのデータベースを構築した。

参加機関

帯広畜産大学(中核機関)、北海道立十勝圏地域食品加工センター、城西大学、北見工業大学、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所、日本甜菜製糖株式会社、日本製粉株式会社、株式会社岡安商店、株式会社ズコーシャ、十勝新津製麺株式会社、三菱レイヨン株式会社

背 景

昨今の食品は様々な機能性を追求する傾向がある。しかし、動物試験等によりある活性が見いだされても、生体内でどのような代謝機構が働いているのかを解明するのには多大な時間とコストを伴う。同時に表現型として現れない何らかの不安要因が存在することも否めないのが現状である。よって、これら不安要因を取り除くことは食品として最低限保証しなければならない課題である。

開発プロジェクト

本プロジェクトは、農業を核とした地域が生き残るための農産物の付加価値向上を目指す中で健康機能性食品の開発を行うものである。そのためにも生理活性の生体内メカニズムを解明する。また、将来的に様々な素材に含まれる機能性成分の探索を行う上で短時間に迅速に対応できる体制を取ることも非常に重要である。そのためにも、生体内の代謝やシグナル伝達系を網羅的に解析する手法を開発する。


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