産業用無人ヘリコプタによる小麦収穫情報の自動処理システム開発

(地域新生コンソーシアム事業、経済産業省、平成17~18年度)

概 要

観測適期の産業用無人ヘリコプタ画像と観測適期以前の衛星画像の融合化技術を開発。合わせて産業用無人ヘリコプタから提供されるリモートセンシングデータの通信管理システムの開発、およびリアルタイム解析システムの開発。

参加機関

(株)ズコーシャ(中核機関)、北海道大学、(株)岩崎、(有)テクノ・ファーム

背 景

衛星リモートセンシングによる小麦の登熟期推定は既に技術開発されている。しかし、これには適期に撮影された衛星データが必要となる。一般的に衛星リモートセンシングでは、「画像撮影が雲量に左右される」、「画像撮影後データ入手までに時間を要する」、「撮影画像に与える太陽光量と大気の影響が大きいことから。撮影画像ごとに地上調査を必要とする」等が問題となっていた。

開発プロジェクト

産業用無人ヘリコプタを用いたリモートセンシングのシステムを開発することにより、先に示した課題を克服する。
主なテーマは次の通りである。
  1. 衛星画像とヘリ画像の融合技術の開発
    衛星画像のセンサおよび位置情報等の歪みをヘリ画像から補正する手法を開発した。決定係数0.9以上の精度で衛星画像データをヘリ画像データへ変換する。
  2. 産業用無人ヘリコプタによるセンシングデータのリアルタイム通信システムの開発
    IP通信装置を利用したヘリ作業情報の通信管理システムの開発とヘリ画像を用いた自動解析・処理システムの開発を行った。
  3. 産業用無人ヘリコプタを利用した小麦収穫システムの実証試験
    衛星画像併用型による小麦収穫システムの実証、データベース併用型による小麦収穫システムの実証、および広域的な小麦倒伏システムの開発・実証を行った。

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