教えて!技術者

困ったな~どうしたらいいのかな~? そんな時は「教えて!技術者」へ聞くと一発解決さ!

このコーナーでは、皆様が普段生活する中で発生する疑問・質問に、当社の専門技術者が、わかりやすく答えるコーナーです。
困っていること、わからないことがありましたら、お問い合わせのページよりお気軽にご投稿下さい。
※尚、内容によってはお答えできないものもございますのでご了承下さい。
質問 No.1

GISとGPSって、わかっているようでわかっていません。簡単に説明してほしいな。

GPSはGlobal Positioning Systemの頭文字をとっており、日本語に訳すと「汎地球測位システム」と略されます。GPSは米国で開発されたもので、高度20000kmにある人工衛星からの電波を受信して、緯度や経度、高さ等の位置情報を取得することができるシステムのことです。
一方、GISはGeographic Information Systemの頭文字をとったもので、日本語にすると「地理情報システム」になります。GISはGPSで取得した位置情報や、デジタル化された地図データと、それに関係する情報を結びつけて、コンピュータ上に疑似社会を再現し、統合的に扱う情報システムのことです。
カーナビゲーションシステムを例に取ると、搭載されたGPSで現在の車の位置情報を取得し、室内のモニタに映し出されるGISシステムで現在地を表現し、ルート検索等を可能とします。
当社においてGPSは、測量業務はもちろんのこと、農業や環境調査において、詳細で効率的な情報を取得するツールとして使用しております。一方GISは、農業や環境等の様々な情報を構築し、新たなる発見を行うツールとして使用しております。
GPS、GISは今後益々我々の生活に密着したものになると、私達の会社は考えております。
質問 No.2

自宅で家庭菜園をやっているのですが、なかなか上手く育ちません。肥料はあげているので土壌に問題があるのではと考えています。個人の土壌分析もしていただけるのですか?また、分析項目はどういったものを分析するのですか?

まず土づくりから始めてみましょう。土づくりは野菜にとっての住みよい家づくりです。これを怠ると健康な野菜は育ちません。よい土としては、
  1. 水はけ(排水性)・水もち(保水性)がよいこと
  2. 通気性がよいこと
  3. 病原菌や害虫がいないこと
をクリアしていれば大丈夫です。この条件をクリアさせるための資材として堆肥や腐葉土があります。堆肥は作物残さや家畜ふんを長時間かけて腐らせたもので、通気性、保水性、保肥性を高めます。色が黒くて形の多少崩れたものの方がよく腐熟しています。
土づくりをしてもなかなか育たない場合は、肥料の種類、量に問題があるのかもしれません。野菜も人間と同じで「栄養バランスのとれた食事」が必要です。肥料の3要素と呼ばれているのが「チッ素、リン酸、カリウム」です。チッ素は葉肥(はごえ)と呼ばれ、野菜の葉や茎の成長にとって重要な養分とされます。リン酸は実肥(みごえ)といって、開花・結実に大きな働きをします。カリウムは根肥(ねごえ)ともいわれ、根の発育、耐寒性、耐病性を高める作用があるので栽培の全期間必要です。この3要素にカルシウム(石炭、根の生長促進や土の酸性度矯正)とマグネシウム(苦土、光合成促進)の2つを加えた5要素がバランスよくそろって野菜は健康に生育します。
肥料をあげる前に調べたいのが土の状態です。それを知るためには、pH(酸性やアルカリ性の度合い)、EC(残っている養分の程度)を分析するといいでしょう。これに加えて、リン酸、カリウム、カルシウム、マグネシウムの量を知ることができればさらに良い土づくりができます。私たちの会社では、いずれも分析することができますし、土壌を診断できる専門家もそろっていますので、ご相談ください。
質問 No.3

大雨が降って、家の脇に深い穴が出来ました。砂利で埋めて補修しましたが、このままにしておいて大丈夫でしょうか?

穴はどの場所にできましたか?何ヵ所もできましたか?穴ができた部分の土はどんな種類でしたか?
被災状況によって、考え方や対策も違ってきますので、一概にお答えするのは難しいのですが、埋め戻した土に穴があいたのであれば、一般には以下のような原因が考えられます。
<予想される原因>
転圧不足によって埋め戻した土にすき間が多く、大量の雨水浸透とともに細粒土が下方へ流れ、地盤が下がった。
<対策>
細粒分の少ない砂利等で埋め戻す。
補修の方法として、砂利で埋め戻したのは正解と思います。
ただし、今後も同様のことが起きないとも限りませんので、大雨の後には家の周りを注意して点検することをおすすめします。
再度同じような被害が発生した場合には、土質調査や昔の土地利用状況に関する調査が必要かもしれません。万一の場合は、当社に御相談下さい。
質問 No.4

最近よくワークショップという言葉を耳にしますが、何をするのでしょうか?

確かに最近、自然活動、まちづくり活動や学校教育の場など、身近なところでも「ワークショップ」という言葉を耳にするようになりました。ワークショップを日本語にすると「仕事場」「作業場」(何かを共同でつくる場所)と訳されます。広い意味で、参加者があるテーマについて共同作業を主体的に行い、楽しみながら学んだり、創り出したり、判断したりする作業、またその場を指します。ただ実際、ワークショップといっても、その目的、内容に応じて進め方は多種多様のようです。
我が社では、住民の方々とまちづくり系の仕事をする時は、ワークショップをひとつの会議手法と捉えています。「住民参加による公園づくり」や「環境に配慮した川づくり」といった公共空間の計画策定、また住民が主役の「まち・地域づくり」などのお手伝いをする時、合意形成を築く有効な手段として活用しています。企画・運営の立場から、ワークショップに期待する効果について、その一部をあげてみると、
  1. 立場の異なる方々(住民、行政、専門家など)が、お互いの意見・考え方を理解し、学びあうことができること
  2. 参加者の意見を元に、その時点における一つの判断や意思の決定が民主的に行われる。また、意思決定へ向けた住民参加の場となること
  3. 今後の活動の礎となる、人と人の協力関係やネットワークなどが築かれること
などが挙げられます(ただし、必ずそうした成果が得られるとは限りませんが)。
一方、参加者の立場からみて、ワークショップとは何か。ひとつ言えることは、ワークショップは「見る」「聞く」より「参加」「体験」してみて分かることが多いということです。実は「百聞は一見にしかず」だったりするのです。ですので「論より証拠」、一度、興味のあるワークショップへの参加機会を見つけて、飛び込んでみてはいかがでしょう。
質問 No.5

近所の農家数軒で、遊休農地を利用しパークゴルフ場を作ろうと思っていますが、色々な手続きが必要だと聞いたことがあります。どのような手続が必要なのか教えて下さい。

パークゴルフ場に建築物(工作物を含む)を設けるか否かで、手続き内容がものすご~く違います。
また、パークゴルフ場の営業形態(個人or 法人、有償or 無償)、地理的条件(優良農地かどうか、規模、周辺状況等)なども、手続き内容に影響を与えます。
農地には、原則として建築物は建てられません。建築物を設ける場合は、農地法による農地の転用許可を受ける必要があります。しかし、優良農地(第1種、第2種)の場合は諦めてください。この場合の農地転用は一般的に困難です。農地として使用することをお勧めします。
優良農地ではない場合は、転用許可は比較的簡単に、受けることができます。
また、この用地を農業振興地域から除外する手続きや都市計画法による開発行為の許可申請手続きもする必要があります。申請の際には、設計図書等の提出を求められますが、農地法、都市計画法はもとより、道路法、河川法、消防法、埋蔵文化財保護法、建築基準法等の関連する法を遵守しなくてはなりません。土木設計については技術基準があって、上水道、汚水排水、雨水排水、緑地、消防水利などの基準も当然満たさなくてはなりません。関係機関との協議を十分に行い、提出資料を作成していくことになります。
ご質問のとおり、農地を開発して、何かを造ろうとすると、色々な手続きが必要になります。
ただ、質問から推測すると農家数軒で遊休農地を使う計画なので、無償で地域の皆さんが、パークゴルフを楽しむ程度かと思います。
このような条件の場合は、手続きがかなり軽減されますので、気楽にご相談ください。ご相談にのります。(これはひとりごとですが、農地で芝を育てても、刈っても、多少砂場があって も、ちょっとした穴が開いていても、特別問題はなかったよなぁ~)
質問 No.6

テレビで釧路湿原の特集をみたとき、多自然型工法という言葉がでてきました。詳しく教えてください。

河川は、単に治水機能、利水機能のみではなく、多面的な機能を有しています。治水安全度の低い日本においては、従来は治水安全度の向上に重点を置き河川の整備を進めてきました。近年、河川の自然生態系の保全や河川空間の多様な利用への要請が高まり、「多自然型川づくり」事業の推進を図ることを目的としてきています。「多自然型川づくり」は、河川が本来有している生物の良好な生育環境に配慮し、あわせて美しい自然環境を保全あるいは創出するものです。この「多自然型川づくり」に採用される工法を総称して『多自然型工法』と呼んでいます。
『多自然型工法』としては以下のようなものがあります。
○ 植生と石材を活用した護岸
○ 水制工(川の流れの中に水制を突き出し流速を緩和する)
○ 瀬や淵の形成
○ 自然石による傾斜型の落差工(魚の遡上や水質浄化)
○ 魚道
○ 遊水池
「多自然型川づくり」の本質を考えると使用材料は現地調達可能なものを選定し、生態調和を考えることが大事です。また、『多自然型工法』は幅の広い土地を必要とする工法なので、河川周辺の人々の理解と協力が必要であり、用地取得の財政負担もあわせて工法採用の課題といえるでしょう。
質問 No.7

テレビ、新聞等の報道でアスベストの問題が多くとりざたされて いますが、実はうちの倉庫にもアスベストらしきものが見受けられ心配しております。貴社で調査や分析はして頂けるのでしょうか?

はい、当社で調査分析を承ります。
<アスベスト使用の確認>
事前調査において、吹き付け石綿(アスベスト)使用の有無は、まず、建物の設計図書で調査します。建物の竣工年、吹き付け石綿が使用された期間(昭和30年頃~昭和50年頃)、建物に使用されている吹き付け石綿の商品名などから調査することができます。設計図書で確認できない場合は、現場での目視調査を行うことになりますが、設計図書による調査、現場目視による調査は、あくまでも特定のための目安となる手法であり、また、施工から年数が経過している場合などは簡単に判定する事が難しいため、当社を含む専門機関に依頼いただき、分析調査による判定を行うことが必要となります。
他にも様々な状況がございますので、お気軽に当社に、ご相談ください。
質問 No.8

耐震構造について、私は築25年の賃貸マンションを所有しているのですが、最近マンション住民から老朽化による不安の声があがっています。現在の建物で補強が必要であるかどのように判断すればよろしいのでしょうか?

既存建物の耐震構造性能を確認するには耐震診断を行う必要があります。診断には簡易的な1次耐震診断や詳細調査を伴う、2次・3次耐震診断があります。耐震診断をお行う必要性の有無の判定材料として、建物が昭和56年以前に建設されたものであるかが重要になります。これは新耐震設計法が導入された以降に建設された建物は地震に強い建物として設計しているからです。
当社では、耐震診断のできる専門家が揃っておりますので、お気軽にご相談ください。
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