農業施設

既設コンクリート施設の診断

既設の曝気槽や尿溜槽の劣化状態を把握するために以下の試験を実施します。

目視・ひび割れ調査

  • コンクリートの剥離・剥落、スケーリング、変色、エフロレッセンス、錆汁、摩耗、鉄筋露出などの変状を近接目視により確認します。
  • ひび割れは、延長や最大幅を計測し、形状をスケッチします。

打音調査

テストハンマーの打撃により、浮きや空洞などの内部欠陥の有無を確認します。

中性化深さ試験(ドリル法)

  • コンクリートの中性化深さを、ドリルの削孔粉を用いて測定します。
  • 中性化深さは、試薬(1%フェノールフタレインエタノール溶液)を染み込ませたろ紙でドリルの削孔粉を受け、これが紅色に変わる深さで判定します。
  • 経過年数と中性化深さの関係を√t法により整理し、中性化深さの将来予測を行います。

中性化深さ試験(ドリル法)


コンクリートの強度推定試験

    リバウンドハンマー


  • リバウンドハンマー(シュミットハンマー)の反発度から、コンクリートの圧縮強度を推定します。
  • 測定結果は、試験(打撃)の角度、コンクリート表面の乾湿、材令などによる補正を行います。

鉄筋のかぶり厚さ測定

    鉄筋探査(RCレーダ)


  • RCレーダにより鉄筋のかぶり厚さを実測します。
  • かぶり厚さから中性化深さを差し引いた値が中性化残り(未中性化部分)となるが、この値が10mmを下回ると鉄筋に腐食が生じます。
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