雪氷熱エネルギーの活用支援

概 要

近年、豪雪地帯の地方自治体や民間事業者において雪氷を夏期まで保存し、農産物の保存、食味の向上などによる高付加価値化や公共施設等の冷房用の冷熱源として利用する取組が活発化しつつあります。雪氷エネルギーの利用については、「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法(新エネ法)」により、雪氷熱エネルギーが新エネルギーとして明確に位置づけられ、積極的に導入促進が図られてきています。近年は、地球温暖化防止の側面からも注目を集めています。
当社では、以下のようなシステムの技術開発を行っております。

ヒートパイプ型凍土低温貯蔵庫

ヒートパイプと呼ばれる伝熱素子と冬期の寒気を利用して農産物貯蔵庫の周囲に人工的に凍土をつくり庫内を低温高湿(温度5℃・湿度90%)に維持します。ランニングコストはゼロ、メンテナンスフリーのシステムです。

農業生産法人テクノ・ファームの実証施設
(平成17年10月完成)



排雪利用による低コスト低温貯蔵システム

排雪を利用して農産物を低温貯蔵するシステムです。道路や敷地内の排雪を利用して雪山を造成、雪山の内部に空気を循環する空冷タイプ、融雪水を利用する水冷タイプ、あるいは両者の併用タイプ等があり、システムとしては非常にシンプルな構造となっています。

当社敷地内の実験施設
(農林水産省委託業務)



実績

  • ヒートパイプを利用した大型凍土低温貯蔵庫の研究、共同研究、帯広畜産大学・ズコーシャ、H18~H22
  • 自然冷熱を活用した貯蔵農産物のブランド化と貯蔵システムの開発、新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業(農林水産省)、帯広畜産大学・北海道大学・ズコーシャ・ほか、H20~H22
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